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zoom RSS 西穂高は遠かった の巻 その3  西穂高は本当に遠かった 

<<   作成日時 : 2010/12/13 23:16   >>

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 独標でしばらく小休止たあと、7時半頃、本格的なアルパインルートへ。


 ダガーポジションで降りたり、登ったり。

 切り立った飛騨側(西側)の斜面をそろり、そろりとトラバースしたり。

 緊張してあごががくがくしたり。

 歩いているとヘルメットが前にずれてきて、フリースの帽子が左目のまぶたに係ってきてうっとうしい。

 息が上がったら、アウターの口元の風よけを、下におろしてあえいだり。


 ロープでつながっているので、先行者との呼吸が合わないと、足場、ホールドがしっかりしていないのにぐいぐい引っ張られたり。


 岩稜ではクライミングの要領でホールドを探す。

 足を良いホールドに置こうと思っても、アイゼンの爪の分3cmほどいつもより上に上げなくてはいけない。けど、これが上がらない。


 良いホールドに足をおけたと思ったら、今度は外せなくなったり。

 空気が薄いのか、緊張でか、心臓はばくばく。

 いやぁーしんど。


 そうこうして、無我夢中で登っているウチにピラミッドピーク到着。8:30。

 眼前にどっしり西穂が見える。

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 前穂から明神岳。

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 東側、彼方に八ヶ岳、富士山、南アルプス。

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 西の笠ヶ岳側。西穂高の影とともにブロッケンが現れた。

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 南側の乗鞍、焼岳。朝より滝雲が大分少なくなった。

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 帽子の左側が目にかかりそうな私。

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 手袋をしたままで何かと不自由。

 小休止の間に、温かいお茶と行動食。

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 さてピラミッドピークを過ぎてから、K山さんからスピードアップ!の声。

 帰りも同じ時間かかる。ロープウェイの時間もあるし。もうすぐ西穂だから頑張りましょう。


 なかなか、そうはスピードアップできないが、慎重に心は早く?前に足を出す。


 と、後から相方Kがロープを引っ張る。

 肩を痛めたという。

 緊張の中、ダガーポジションでピックをがしがし打ち付けたからか。

 という私も、結構大腿の筋肉が悲鳴を上げてきている。


 あと1時間ほどだからなんとかいけるところまで行きましょう。10時には引き返さないと。


 
 なんとかもう一つのピークを、きわどいトラバースを越えたところで、残念ながら戻ることに。

 頑張れば山頂まで行けたかもしれないが、帰りはまた同じ数のピークの上り下り、しかも難所がいくつもあるので、何かあった時には取り返しが付かない。

 山頂を目の前にして残念ながらの撤退を決めた。


 見上げれば遠くに西穂のピーク。西穂高は本当に遠かった。

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 勇気ある?そして筋力不足?の撤退記念写真。

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 振り返ると、最後にトラバースして巻いた第3峰の細い尖塔の上に太陽がまぶしかった。

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 来し方を望む。

 尖塔状のピークが第3峰、右手奥の三角形がおそらく第4峰(チャンピオンピーク)。

 第3峰の影側の側壁によく見ると雪がざくざくしているトレースが見えるだろう。これが歩いてきたルートだ。

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 さて、これから帰らねばならない。

 帰り道は、来た道と同じルートを逆戻り。

 登ったルートは降り、降りたルートは登るのだ。どヒャー。




 その4 に続く。


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