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zoom RSS 梅雨の三ツ峠  三ツ峠ネットワークに参加して

<<   作成日時 : 2012/06/22 00:09   >>

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 6/16,17と三ツ峠に行ってきました。

 6/16土曜日は雨の予報、翌17日も予報が定まらない中でしたが、雨を覚悟で出かけました。


 ちょうど一年前の今頃、三ツ峠で希少植物を盗掘や鹿の食害、排他的植物による環境の変化から守る活動をしている三ツ峠ネットワークに初めて参加したのですが、今回もその活動のための山行です。


 あずさ1号で大月に出て、河口湖駅に9:00ちょうど着。

 9:00に出る天下茶屋行きのバスがあるのですが、間に合わないと思っていたら、ちゃんと接続してお客さんを待っていてくれました。


 20分ほどで三ツ峠登山口。

 雨です。

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 三ツ峠を登るときは、あとの作業もあるけれど長靴が結構重宝します。上の方でぬかるんでいることが多いんだな。


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 ブナもガスにけぶっていました。

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 色々な花に出会いましたが、それは次回以降で。


 もうすぐ三ツ峠山荘。

 このころには雨はほぼ止みかけていました。

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 いつもの倍以上の時間をかけてゆっくり三ツ峠山荘に到着。

 ガスってます。

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 晴れていればドーンと見事な富士山が見える筈なんですが・・・・・・

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 午後、参加者が集まった。作業前に現場に行く前に三ツ峠山荘のご主人Nさんが、植物観察を兼ねながら三ツ峠の植生や作業の背景などを説明してくれた。


 保護の対象は稀少な自生ラン。昔は三ッ峠には沢山生育していたが、盗掘や環境の変化(侵略的?排他的植物の繁茂による生育環境の圧迫)、最近は鹿による食害などで生育数がかなり減っている...

 現状では手をかけてやることで生育環境とともに昔に戻る可能性がある...

 あまり減りすぎてしまうと、遺伝子を通常の形で子孫に残していくことができなくなるんですね。

 自生地では笹やテンニンソウ、ヤマドリゼンマイが繁茂して、自生ランが生育できる環境を圧迫しているのです。

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 今回の作業は主にテンニンソウや笹の除草。

 テンニンソウは横にゴボウのような地下茎ががっしりとはっており、ノコ歯のついた鎌で掘り起こすのですが、これが結構大変。


 
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 保護の対象のラン(っていうかラン一般)は地中にいる共生菌がいないと生育できません。

 (実はランに限らず、大抵の植物は菌類と共生したり力を借りたりしているようです。樹木と菌類、きのこの関係については、最近出版された岩波新書の小川眞著「きのこの教え」をおすすめします。)


 ランの場合、共生と言うよりはむしろ菌から水や栄養を奪い取っているといってもいいらしいのですね。

 ランの種は芥子粒よりも小さく、風によって飛んでいき、着低したところに共生菌がいれば栄養をもらうことができるわけです。

 どこでも生育できるわけではないんですね。

 花のついた株を持っていっても、土壌の共生菌との環境や、気温や降雨などの物理環境が変わってしまうと育てることはできないということです。

 そんなランに高値が付き、山野草の販売店で一鉢ン10万円で売られていたりするといいます。

 悪質な業者になると、病気にかかった花のつく前の珍しいランを名札を付けて売っていることもあるそうで。

 売る方も売る方だし、買う方も買う方なんですよね。


 山のその場所で生育している姿だから出会う価値があるというもの。


 この日の夜は初めての参加者も多かったので、山荘の差し入れや各自持参したお酒やつまみを肴にして、お互い自己紹介したり、夕食後は写真家ジャーナリストのKAZさんの礼文島などでの稀少植物に関する取材の話を聞いたり、三ツ峠ネットワークの活動を記録したDVDを見たりと中身の濃い夜となりました。


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 私は例によって?赤ワインを持参。今回はびんごと。

 カリフォルニアの赤ワイン。

 STARGROVES。 なかなかいけました。


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 夜半雨が降っていましたが、翌朝は日の出とともに雨が上がったようでした。


 まだガスっていましたが、お日様がぼんやり。


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 今年の4月に笹刈りをしたエリア。

 笹はほとんど見えなくなり、ギボウシが増えていました。

 なかなかいい感じになってきているような・・・


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 お、屏風岩も見えてきました。


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 この日(6/17,日曜日)は場所を移動しての作業。


 さてこの時期、気温もずいぶん上がってくるのでハエやアブなどの虫が五月蠅いんですね。

 そこで、新兵器。上半身をくるむ防虫ネット。

 これ、結構注目を浴びましたぇ。JRの通販でゲットしました。

 三ツ峠NWの世話人のYさんが「ネットでネットだね」、と笑っていました 


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 相方Kはテンニンソウや笹刈りに。


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 私は他の二人とノコギリを持って、カラマツなどの枝払い。


 脚立にのって自生地の日照を阻害している3mくらいまでの下枝を切り落とします。

 もちろん国(環境省)の許可を得ている作業です。

 上の方の枝を落とすときは腕がバンプして結構大変。



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 休憩の時間にはガスも切れ始めてきました。


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 甲斐犬のカコちゃんも様子を見に来て?いました。


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 作業が終わる頃にはうっすら富士山も見えてきました。


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 作業は午前中で終わり。


 皆で山荘前の外のベンチでお昼を食べ、下山後樹海まで足をのばし植物観察。



 今回、三ツ峠で出逢った花やきのこ、虫?はまた次回に。


 写真家ジャーナリストのKAZさんのブログの記事をご参照下さい。
→ http://araikazuya.blog97.fc2.com/blog-entry-996.html


 三ツ峠ネットワークの記事はこちらです。
→ http://oohito.com/mitsutouge/archives/1233



 続く・・・・・・・・





















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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れさまでした。
私は明日・明後日の作業に参加して来ます。
katsu
2012/06/22 17:49
katsuさん、ども! 明日、明後日は天気が良さそうですね。暑いかもしれません!熱中症に気を付けて (^-^)/
azm
2012/06/22 22:38

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