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zoom RSS 谷川岳 一ノ倉沢南稜登攀 その4 核心の最終ピッチ

<<   作成日時 : 2013/06/15 11:57   >>

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 承前。

 さあ、最後のピッチ(7P目)である。

 「ここが今日の核心ですね〜。垂壁で濡れてると滑って嫌なところだけど、今日は乾いてるから大丈夫でしょう。細かいスタンスをよく見て登って下さいね〜」


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 先行パーティがもたついて、ここでもしばし待機。

 ルートが空いて、Kjyさんがリードしていく。

 小生がビレイ。ATCガイド、なかなか良い。

 ビレイ解除のかけ声。

 ビレイを解除する。

 こっちを向いて〜。

 登攀終了点からKjyが携帯電話のカメラをこちらに向けている。

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 こんな場所なんである。

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 さて、ここで アクシデント!


 ビレイを終わったのでATCガイドをハーネスのギアラックに移そうとした。

 グローブをはめたままだったので、ちょっとぎごちなく....

 あ、あらら〜


 ATCガイドが・・・・


 こないだ買ったばかりのATCガイドが・・・・・

 (結構高いし〜)

 カラビナをラックにかけるときに外れて、落ちて・・・・


 コロン、コロン、コローン・・・・

 やってもうた。

 「Kjyさ〜ん、ATC落としましたぁ・・・、エイト環あります〜!」

 と一応報告。

 ATCガイドは前の記事で書いたけれど、リードをビレイ(確保)するときの器具であり、懸垂下降するときの下降器でもある。


 ATCガイド

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 本来あり得ないでしょ。

 相方Kからも

 「カラビナからATCを外すから落とすのよ〜

    いつか落とすんじゃないかと思ってた〜」


 ぎゃふん・・・・・

 返す言葉がないんである。


 なんとなく、こんな予感もして、すでに8環もハーネスのギアラックにかけてある。

 後から聞いたら相方Kも、念のため前から使っていたエイト環をザックに入れてあったと・・・

 ・・・私のため?!! 予感的中???


 しゃあない。

 この後は懸垂で降りるだけでリードをビレイすることはないのでエイト環があれば心配無い。


 エイト環

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 閑話休題?!


 さあ、最後のピッチだ。


 確かにルートの中で一番傾斜がきつい。

 ホールド、スタンスも細かい。

 一手、一手、一足、一足ごとに息を吐きながら気合いを入れて、声を出しながら登る。

 普段は岩に呑まれ、呼吸が乱れ無呼吸になってしまうことが多いが、今回は不思議と岩に呑まれるようなことはなく、意外に落ち着いて登ることができた。

 とはいえ、やばそうな所はびびったけど・・・



 終了点に最後に出るところで、持ちやすいホールドをKjyさんに教えて貰い、身体を持ち上げてマントリングで登攀終了点にたどり着いた。

 ふ〜 


 終了点でビレイしてくれているKjyさん。

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 相方Kが順調に登ってくる。

 最後のマントリング(高い位置のホールドで体を引き上げたあと、片方の手を逆手にしてプッシュし、さらに体を引き上げたあと、返した手のそばに足を置いて岩や壁を登りきるテクニックのこと)体勢の相方K。

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 やった!

 念願の、というか、思っても見なかった谷川岳一ノ倉沢を無事に登攀。

 登攀終了点には10:50に到着。

 南稜テラスから約3時間。待ち時間が結構あったけどね。



 で、まだ終わりではないんである。

 山は下山して初めて終わりなんだな(当たり前か)。


 ここから更に稜線に出る場合もあるが、我々は登攀終了点から少し上がったところから、懸垂下降でほぼ上ってきたルートを降りるんである。


 つまり登ってきたピッチと同じ7回ほどの懸垂下降をくり返すんだなぁ〜






 続く・・・・・・・・・・・・・・・







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