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zoom RSS 2016年8月 劔岳八ツ峰Cフェース敗退の巻 その6 長次郎谷から剣沢へ 

<<   作成日時 : 2016/10/02 14:06   >>

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 ・・・承前。

 長次郎谷(ちょうじろうたん)雪渓。

 いやはや急である。

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 小生、急勾配の雪渓歩きが大の苦手。

 少しでも滑るとへっぴり腰になってしまう。

 足に力が入らないので腰を落とせない。サイドステップでおそるおそる降りる。

 わやだわ、まったくもう・・・



 さてここでまたルートのおさらい。

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※カシミール3D カシバードで作成


 熊の岩から剣沢の出会いまで、2時間15分。

 途中雪渓が大きく途切れている箇所がたくさんあり、ルートファインディングが重要になる。


 雪渓が切れた所で左岸のザレた道に入る。

 暫く降りて、雪渓が溶けて沢になった場所を渡り右岸へ。

 岩の上にケルンが置いてあった。通過した人がいるのだ。

 小俣さんがルートファインディング。

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 また雪渓に乗らなければならない。
 
 この辺りでは雪渓と岩の間に大きな隙間が空いているところがほとんどだ。

 ほんの少しだけ、雪渓と岩との間に隙間のない場所があった。

 ただし、雪渓の上に乗るには、70,80cmの段差。

 直ぐには上がれない。

 フロントの爪を蹴り込みたいができない。体が硬くて。

 ピッケルをダガーポジションで固定してなんとか乗り越えた。

 相方Kは、え〜っ?簡単じゃ〜ん! だと。




 谷の下に吸い込まれそうな雪渓を歩いて行く(10:24)。

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 谷の上には、昨年の夏に縦走した、針ノ木岳、スバリ岳などの稜線が見えていた。

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 10:33。またしんどくなってきたので10分あまり休ませてもらう。

 岩の殿堂の中。

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 Omtさんはルートファインディングに余念がない。

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 ところどころで、雪解け水が滝になっていた。

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 再び出発。

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 12:00、剣沢出会いに着いた。

 ここからはまたひたすら雪渓登りだ。

 15分ほど休憩。

 降りて来た長次郎谷。

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 これから登る剱沢雪渓。

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 端っこは腐っており、また小さなクレバスもあちこちにあるが、慎重に行けば問題ない。

 これが夜中の真っ暗中ならやはり危険だろう。

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 平蔵谷(へいぞうたん)。ここも雪が少ないんだろう。

 雪渓が途中で大きく割れて途切れていた。

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 小さいけれど、こんな割れ目がここかしこ。

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 40分くらい歩いた所で、夏道に上がった。

 上から降りて来た人がいて、Omtさんがルートの状況を伝えていた。

見通しがあるからなんとか通過は可能。慎重にどうぞ。

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 剣沢の雪渓上部。

 ひび割れが各所に。

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 14:10、剣山荘への分岐。

 ここでルートを右手に取る。

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 小さな沢を渡る。

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 冷たい融雪の沢水を相方Kが汲んでくれて、喉を潤す。
 
 夏道でやはりヒートアップしていたので助かった。 生水大丈夫か??

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 これで大分元気が出てきた。

 剱沢を振り返る。

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 また花が見られるようになってきた。

 ミヤマリンドウ。

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 クモマグサ。

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 ベニバナイチゴ。

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 オオヒョウタンボクの実。

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 ハクサンフウロ。

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 小屋の手前に小さな池。
 
 なにやらヤゴがいそうだ。

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 剣山荘が見えた。もう少し。

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 オヤマリンドウ。花弁はわずかに開いたものだけ。

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 3:20pm、剣山荘到着。

 2:00amに出発して、12時間20分。

 あ〜、疲れた。


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 今日も、昨日と同じ部屋、称名。

 Cフェース登攀の皆の布団を敷いてから、シャワー浴び。

 剣山荘はシャワーがあるのが大変よろしい。

 さっぱりした。疲れも大分取れた感じ。

 食堂でOmtさんと乾杯。

 Omtさんと相方Kは缶ビール。

 小生は、せっかくの敗退記念に生ビール...


 
 暫くして食堂は夕食の準備になってしまったので、テラスで小宴会の続き。


 Kjyさん達時間がかかっている。

 5時になっても帰ってこない。

 大分涼しくなってきたので、ダウンを着て、ホットコーヒーにした。


 さてさて、心配になってきた頃、ようやく6時近くに皆帰ってきた。

 お疲れ様でした〜。

 Kjyさんからは、顔色良くなりましたね〜、良かった! と・・



 夕食にはまた皆で乾杯。

 左腕の調子が悪い話をしたら、それはちゃんと検査した方が良いと。

 皆さんなんだかんだ身体に持病を抱えても頑張って登っている、みたいな話に。


 人生いろいろ。


 この日は皆お疲れ。

 夕食後、洗面をしてからバタンキュー(※倒れ込むようにして寝てしまうことです)。



 もちょっと、つづく・・・・・









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