八ヶ岳 冬山 天狗岳山行 その4 -天狗岳登頂-

 その4です。


 不必要な荷物は小屋に置き、完全防備、アイゼン装着、ピッケル持って7:10に出発。

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 気温は-18℃。さぶー。

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 黒百合ヒュッテからの登りのルートは次のようである。

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 黒百合ヒュッテからは、しばらく樹林帯を進む。

 真っ白なスノーモンスター達がオレンジ色に輝いて美しい。

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 7:20、東の視界が開け、御来光を拝んだ。

 登山の無事と、この一年の良き年であることを祈る。

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 朝日に輝く白い樹林。

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 樹林帯の終わる手前で、ロープ装着。

 相方K→私の順で数珠繋ぎとなる。



 樹林帯を過ぎると、風の強い稜線に出る。

 目指す東西の天狗岳。

 左の東天狗よりも右の西天狗岳のほうが標高が高く、2,645.8m。

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 空は快晴。天気晴朗なれど風極めて強し。

 北八ツが一望できた。

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 遠くに雲のかかる北アルプス。眼下に諏訪湖も一望できた。


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 8:45、東天狗岳登頂。

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 西天狗を目指し、いったん東西天狗の鞍部に下りる。

 鞍部は西天狗に風を遮られ無風で、快適。


 振り返れば、今頂上を踏んだ、東天狗がそびえ・・・


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 前方にはこれから目指す西天狗岳。


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 西天狗岳はこんもりとした饅頭型だが、登りは結構きつかった。


 9:15、頂上。

 頂上は広くなだらか。風は相変わらず強かった。


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 行動食を口入れ、テルモスからお湯を飲んだ。

 冬仕様にしてきたハイドレーションシステムも、すでに吸い口が凍りつき使えなかった。

 冬の八ヶ岳くらいの気温になると、10分毎に水を吸っていないとすぐに吸い口が凍りついてしまうので、使えないと思った方が良い、とS本さん。



 せっかく背負ってきたSONYα350を取り出し、何枚か撮影。


 南に逆光の、主峰赤岳と随伴する阿弥陀岳。

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 風強く、気温低く、長居は無用。


 来た道を引き返し、鞍部に下りる。登りの足跡(トレース)はもう半分以上消えかけていた....




 下りのルートは・・・。

 オレンジの矢印が丸で示したところで逆行しているのがミソ?!


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 東天狗への登り地点から、頂上を捲いて近道するために斜面をトラバース。


 トラバースしきったところで、上方へ岩を登るか、下方の狭い超急斜面を下るか、の二者択一に。


 上方の岩を超えるのは我々の能力では無理。

 となれば残るは下方へのルート。


 下りは、上りに”しんがり”だった私が先頭。


 
 うひー。かなり急な斜面。あまり雪も付いていない。ガリガリだ。

 あぁ、腰が引ける。


 ・・と左足がきちんと地面を踏みしめることができず、そのまま尻餅。



 右足のアイゼンがかろうじて引っかかっている。ピッケルもきちんと刺さっていない。


 知る人ぞ知るかつての名番組「ダイビング・クイズ」状態・・・・




 少しづつ上体を動かし、漸く左足もアイゼンを利かせることができ、立ち上がるも、大腿に疲労蓄積。


 この先、この超急斜面は下りれそうもなく、ひき返してもらうことに・・・・





 東天狗の登り地点まで引き返し、再び東天狗へ登り返す。


 頂上の手前で、頂上を捲いてトラバースし、下りの登山道に。



 この下りもかなりきつかった。


 何しろ急な斜面で、腿は空気椅子状態が続いたように、痛むし、先ほどの下りることができなかった斜面がトラウマとなり(?!)、なかなか足が出ない。


 途中ズルして尻セードしながら、なんとか下った。

 後ろの方(相方KにS本さん、相済みませんでしたぁ・・・





 急斜面を下りきり、樹林帯へ。

 白白白の樹林帯。



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 その5に続く。




※下記の記事も御覧下さい。

八ヶ岳-天狗岳山行無事帰還
http://azm.at.webry.info/201001/article_3.html

八ヶ岳 冬山 天狗岳山行 その1 -渋の湯から黒百合ヒュッテ-
http://azm.at.webry.info/201001/article_4.html

八ヶ岳 冬山 天狗岳山行 その2 -黒百合ヒュッテにて-
http://azm.at.webry.info/201001/article_5.html

八ヶ岳 冬山 天狗岳山行 その3 -雪、月、星-
http://azm.at.webry.info/201001/article_6.html

八ヶ岳 冬山 天狗岳山行 その5 -下山-
http://azm.at.webry.info/201001/article_8.html




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