八ヶ岳 ホテイラン植生調査お手伝い その1 雨の中・・・
長期休暇中なので、普段できないことをゆっくりとできる。
5/30,31は八ヶ岳美濃戸に希少植物である蘭の一種「ホテイラン」の保護活動の手伝いに参加してきた。
八ヶ岳で行われている「森と自然の学校」のプログラムの一つに稀少植物観察会がある。
美濃戸で見られるホテイランを中心に森で咲くその姿を見て、さらに講師である写真家・ジャーナリストのKAZさんから希少植物に関する色々な話を聞くことができるイベントだ。
この観察会には2008年から毎年参加しており、2011年からは観察会に先立って行われるホテイランの保護や植生調査の作業にボランティアとして参加している。
KAZさんとは昔美濃戸で行われたきのこ教室で出逢って以来、いろいろお付き合いさせて戴いている。
KAZさんのブログ。 参考になります。
→ 今年の観察会の関連記事
http://araikazuya.blog97.fc2.com/blog-entry-1147.html
→ 2009年のホテイランに関する新聞記事
http://araikazuya.blog97.fc2.com/blog-entry-399.html
→ 昨年(2012)の活動報告
http://araikazuya.blog97.fc2.com/blog-entry-986.html
保護活動は平日行われるので、これまでは一日だけ有休を取って、およそ半日の手伝いしかできなかった。
これまでの観察会と保護活動への参加の記録.....
2008年のブログ記事 (観察会への参加)
→http://azm.at.webry.info/200806/article_4.html
2009年のブログ記事 (観察会への参加)
→http://azm.at.webry.info/200906/article_4.html
2010年のブログ記事 (観察会への参加)
→http://azm.at.webry.info/201005/article_16.html
2011年のブログ記事 (保護活動への参加)
→http://azm.at.webry.info/201105/article_20.html
昨年(2012年)の活動の記事
→http://azm.at.webry.info/201206/article_2.html
今回は長期休暇中なのでたっぷり時間を使うことができた。
さて・・・まずは5/30の報告です。
あずさで茅野に向かうが茅野に着いたら乗ろうとしたバスがない!
土日と限定日の運行のバスだったようだ。路線検索で出ないはずだ。
やむを得ず、美濃戸口までタクシーで・・・(;;)
空模様は至極怪しい。
美濃戸口の八ヶ岳山荘が集合場所である。
すでに顔なじみのFkdさん、初対面のKbyさん、Ysさんが集まっており挨拶。間もなく、顔なじみのYnzさんがいらした。
中央高速で車両炎上事故があって、しばらく通行止めで時間がかかったそうだ。
今回の調査の中心人物KAZさんもその事故のため下道迂回で遅れているという。
予定より1時間後に漸くKAZさん到着。
八ヶ岳山荘のオーナーFjm社長音頭で、自己紹介から今回の活動開始。
記録用紙やラベリングの器材を準備。
車に分乗して美濃戸山荘へ。
大好きな山小屋の一つ・・・
個体調査のラベル等の仕分け・・・
調査箇所の南沢へ向かう。
皆で登山道脇等のホテイランの開花個体や、葉だけの個体を探す。
開花個体にはラベリングした札を設置する。
ホテイランとはこのような野生の蘭である。
牧野富太郎博士が最も美しい野生の蘭と称した、特異な色と形。
葉は一枚で、縦横にしわの寄った線が入っている。
基本的に土壌中の共生菌に依存しているので、光合成による栄養は少なくて済むということだ。
開花したものもあれば、葉だけのもの、葉の根元に新芽が伸びてきたもの等、個体によりいろいろな段階にあった。
受粉すると、エネルギーは虫を呼ぶ妖艶な姿から、子孫を残す方にエネルギーを使うために色が褪せて白っぽくなるという。
調査途中から懸念していた雨が降り始めた。
雨に濡れた姿もまた美しい。
3箇所に分かれて開花個体にラベリング。
小生は相方K、Ynzさんと一緒に、一番美濃戸に近いC地区の調査を分担した。
登山道脇でホテイランが観察しやすい場所には、啓発のための観察用の札が設置された。
茅野市内にお住まいのFkdさん、Kbyさん、Ysさんと、残念ながら今日だけ参加のYnzさん等は3時で帰られた。
まだ明るいし、残りのラベリングもあるので、KAZさんと小生&相方Kでしばらく作業を続けた。
ホテイランなどの植生は今や鹿の被害が深刻になっている。
冒頭にリンクした記事などでも分かるように全国的に鹿が増えて、樹皮や草花を食べてしまうので各地で食害が問題になっている。
八ヶ岳も例外ではなく、今回の調査箇所の美濃戸周辺でもそこら中に鹿の糞が転がり、皮を剥がれた木があちらこちらに見られる。
KAZさん達の保護活動では、昨年、八ヶ岳山荘のFjmさん達と南沢の一画に鹿防護柵を設置した。
鹿防護柵の中には鹿の糞は見当たらず、ホテイランの開花状況も良好なようだった。
3人で、この鹿防護柵内の調査の続きを行った。
遠くで雷の音。
しばらくして土砂降りに...
時間も4時を過ぎたので、この日は撤収に。
5/31の作業につづく・・・
おまけ 1
南沢の春は、ホテイランばかりでなく他の花も美しい。
コミヤマカタバミ。
ミヤマスミレ。
C地区の調査の際に、Ynzさんがイチヨウランを見つけた。
ツインで咲いているイチヨウランだった。
やはり葉が一枚だから一葉蘭。
唇弁の下にアリがいた。
蜜を吸いに来たのか。 受粉に役割を果たしているか?
5/30,31は八ヶ岳美濃戸に希少植物である蘭の一種「ホテイラン」の保護活動の手伝いに参加してきた。
八ヶ岳で行われている「森と自然の学校」のプログラムの一つに稀少植物観察会がある。
美濃戸で見られるホテイランを中心に森で咲くその姿を見て、さらに講師である写真家・ジャーナリストのKAZさんから希少植物に関する色々な話を聞くことができるイベントだ。
この観察会には2008年から毎年参加しており、2011年からは観察会に先立って行われるホテイランの保護や植生調査の作業にボランティアとして参加している。
KAZさんとは昔美濃戸で行われたきのこ教室で出逢って以来、いろいろお付き合いさせて戴いている。
KAZさんのブログ。 参考になります。
→ 今年の観察会の関連記事
http://araikazuya.blog97.fc2.com/blog-entry-1147.html
→ 2009年のホテイランに関する新聞記事
http://araikazuya.blog97.fc2.com/blog-entry-399.html
→ 昨年(2012)の活動報告
http://araikazuya.blog97.fc2.com/blog-entry-986.html
保護活動は平日行われるので、これまでは一日だけ有休を取って、およそ半日の手伝いしかできなかった。
これまでの観察会と保護活動への参加の記録.....
2008年のブログ記事 (観察会への参加)
→http://azm.at.webry.info/200806/article_4.html
2009年のブログ記事 (観察会への参加)
→http://azm.at.webry.info/200906/article_4.html
2010年のブログ記事 (観察会への参加)
→http://azm.at.webry.info/201005/article_16.html
2011年のブログ記事 (保護活動への参加)
→http://azm.at.webry.info/201105/article_20.html
昨年(2012年)の活動の記事
→http://azm.at.webry.info/201206/article_2.html
今回は長期休暇中なのでたっぷり時間を使うことができた。
さて・・・まずは5/30の報告です。
あずさで茅野に向かうが茅野に着いたら乗ろうとしたバスがない!
土日と限定日の運行のバスだったようだ。路線検索で出ないはずだ。
やむを得ず、美濃戸口までタクシーで・・・(;;)
空模様は至極怪しい。
美濃戸口の八ヶ岳山荘が集合場所である。
すでに顔なじみのFkdさん、初対面のKbyさん、Ysさんが集まっており挨拶。間もなく、顔なじみのYnzさんがいらした。
中央高速で車両炎上事故があって、しばらく通行止めで時間がかかったそうだ。
今回の調査の中心人物KAZさんもその事故のため下道迂回で遅れているという。
予定より1時間後に漸くKAZさん到着。
八ヶ岳山荘のオーナーFjm社長音頭で、自己紹介から今回の活動開始。
記録用紙やラベリングの器材を準備。
車に分乗して美濃戸山荘へ。
大好きな山小屋の一つ・・・
個体調査のラベル等の仕分け・・・
調査箇所の南沢へ向かう。
皆で登山道脇等のホテイランの開花個体や、葉だけの個体を探す。
開花個体にはラベリングした札を設置する。
ホテイランとはこのような野生の蘭である。
牧野富太郎博士が最も美しい野生の蘭と称した、特異な色と形。
葉は一枚で、縦横にしわの寄った線が入っている。
基本的に土壌中の共生菌に依存しているので、光合成による栄養は少なくて済むということだ。
開花したものもあれば、葉だけのもの、葉の根元に新芽が伸びてきたもの等、個体によりいろいろな段階にあった。
受粉すると、エネルギーは虫を呼ぶ妖艶な姿から、子孫を残す方にエネルギーを使うために色が褪せて白っぽくなるという。
調査途中から懸念していた雨が降り始めた。
雨に濡れた姿もまた美しい。
3箇所に分かれて開花個体にラベリング。
小生は相方K、Ynzさんと一緒に、一番美濃戸に近いC地区の調査を分担した。
登山道脇でホテイランが観察しやすい場所には、啓発のための観察用の札が設置された。
茅野市内にお住まいのFkdさん、Kbyさん、Ysさんと、残念ながら今日だけ参加のYnzさん等は3時で帰られた。
まだ明るいし、残りのラベリングもあるので、KAZさんと小生&相方Kでしばらく作業を続けた。
ホテイランなどの植生は今や鹿の被害が深刻になっている。
冒頭にリンクした記事などでも分かるように全国的に鹿が増えて、樹皮や草花を食べてしまうので各地で食害が問題になっている。
八ヶ岳も例外ではなく、今回の調査箇所の美濃戸周辺でもそこら中に鹿の糞が転がり、皮を剥がれた木があちらこちらに見られる。
KAZさん達の保護活動では、昨年、八ヶ岳山荘のFjmさん達と南沢の一画に鹿防護柵を設置した。
鹿防護柵の中には鹿の糞は見当たらず、ホテイランの開花状況も良好なようだった。
3人で、この鹿防護柵内の調査の続きを行った。
遠くで雷の音。
しばらくして土砂降りに...
時間も4時を過ぎたので、この日は撤収に。
5/31の作業につづく・・・
おまけ 1
南沢の春は、ホテイランばかりでなく他の花も美しい。
コミヤマカタバミ。
ミヤマスミレ。
C地区の調査の際に、Ynzさんがイチヨウランを見つけた。
ツインで咲いているイチヨウランだった。
やはり葉が一枚だから一葉蘭。
唇弁の下にアリがいた。
蜜を吸いに来たのか。 受粉に役割を果たしているか?































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