10月10-12日 高知足摺大月の旅 その2 足摺岬

・・・承前

【エピソード4】足摺岬

 2日目の朝。

 花椿さんの朝飯もまた豪華。

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 ロビーは足摺岬から見渡す太平洋に面しているオーシャンビューウィンドウ。

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 この日は、地元のガイドさん付きで足摺岬の七不思議をめぐるツアーで始まり、次に海の綺麗な柏島に行ってグラスボートに乗る予定なのである。

 だが、しかし・・・・




 朝飯も早々に出発。

 足摺岬の突端は花椿さんからそうは遠くないが、歩くのは辛い。その後柏島に向かうこともあり、車2台で出かけたのである。

 ガイドさんとは中浜万次郎像の下で落ち合うことになっている。

 前日、花椿さんに聞いたところ、万次郎像のすぐ脇に駐車場があってそれなりに混むが、朝なら駐車することは出来るだろうとのこと。

 し、しかし。

 駐車場が空いていなーい!

 少し並んで、漸く一台を入れることが出来たが、もう一台が入る余地が無い。

 幹事、一大の不覚。

 やむを得ず、2台目はとりあえず柏島に先に向かうことにして、しばらく別行動に。

 そもそも、一大観光スポットにしては貧弱な数の駐車場しかないのはいかにも勿体ない。


そんなことには目もくれず、遠くを眺める万次郎さん。

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 足摺岬は2004年に同じ仲間と訪れた時に、一度歩いている。

 なのだが、今回は地元のガイドさんにいろいろ教えてもらえるという所に目をつけた訳なんだが...

 ガイドのYsdさん。

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 実は、なかなか”はちきん”な方なのであった。


 ”今日はお時間はどのくらい?”

 ”ゆっくり見たいのは山々ですが、連れが駐車場に入れずに先に次の場所に行っているので、できればコンパクトに・・・”

 といったはずなのに...



 まずは足摺岬の展望台へ。

 360度とは行かないが270度の大海原の景色が望めるのである。

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 向こうに見えるのが足摺岬灯台。何故かロケットの形。これも七不思議?の一つ??

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 猪の頭に見えないこともない。

 磯にはかなりの釣り人がいた。

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 この展望台の方向盤が不思議の一つ。

 遠近感がおかしくなる・・・・ではなくて、

 ある場所に立って大きな声を上げると、妙に共鳴するのである。

 実際にその場所に立って、声を出した人でないとわからないが、不思議な感覚なんである。


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 大師の爪書き石。

 
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  弘法大師空海が第38番札所金剛福寺開山の際に、爪で「南無阿弥陀仏」と六字の名号を刻んだと言われている。

 よく見ると、何やら書いてあるような、そうでもないような。


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 ガイドのYsdさん。中学だか高校だかの修学旅行生に、”爪なんかで書かれへん、嘘でしょ”と言われて困ったことがあるという。


 ”そりゃ、弘法大師だからなせる技でしょ”と言い返せばよかったのに、と言うと、

 ”それはいい! 戴きましょう。 こんどからそう言ってやろ・・!” だって。




 足摺岬からの太平洋。

 海の突き出している岩礁は不動岩。

 弘法大師が亀の背中に乗って渡ったというはなしが残っているそうだ。

 実際、今でもこの下を時折ウミガメが泳いでいるのだそうだ。

 残念ながらウミガメの気配なし。

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 足摺岬灯台。

 2代目の建物だということだった。

 2代目に改築する時がちょうどスプートニク・ショックの頃だったそうだ。いよいよ宇宙時代幕開けということで、最先端のデザイン?でロケットを真似た形にしたのだという。


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 亀岩。

 弘法大師が亀の背中に乗って燈台の前の海にある不動岩に渡った時に亀を呼んだ場所を向いている亀の形をした岩。

 撫でると、ある方面にもご利益があるらし。

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 ゆるぎ石。


 大きな岩に小石が積んである。

 この岩のゆるぎにより心の善悪を試すと言われているらしい。

 この岩を揺らすことができたら、善 だっけかな?

 岩の端っこの方をリズムよく押すと、簡単に揺れて小石が落ちた。

 善??

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 小説、”足摺岬”の碑。

 不覚にも小生は読んだことがなかったが、相方Kは高校の教科書に載っていたので読んだことがあるという。

 足摺岬に投身自殺にきた男の話。

 この小説のおかげ(せい?)ですっかり自殺の名所になってしまったのだという。

 ここで、相方Kが反論。 

 ”足摺岬”は自殺しようとしてきた人がそれを思いとどまるというストーリーで、自殺なんかしていないのに! ”

 だって。

 世の中、おうおうにして、本質ではないことが流布してしまうんだな・・・・

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 これは木のうろにいたキセルガイ。

 分かるかな?

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 第38番札所金剛福寺へ。

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 前述のとおり、弘法大師が開山。

 弘法大師空海にはとっても惹かれるものがある。スーパーマンなんだよな。

 夢枕獏の”沙門空海唐の国にて鬼と宴す”をおすすめします。


 さてこのお寺、ちょっと金満趣味が鼻につくところがある。

 住職が海外から集めた大きな鍾乳石がゴロゴロしていたり。

 有難いのか、有り難くないのか...とっても不思議。

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 本堂から少し離れた所に大師堂があって、大師像が祀られていた。

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 てなわけで、結局予定の1時間を大きく過ぎて、いろいろ話をしてもらったんである。

 ”今日は、ゆっくりいろいろ話ができて、久々やりがいがあったわ~” とYsdさん。

 ま、こちらも結構やりとりが面白かったので満足。

 皆で聞けなかったのが至極残念な七不思議のガイドツアーだった。


 

 足摺岬にいった際には是非、(社)土佐清水市観光協会の「足摺七不思議ガイドツアー」を体験してみてくださいね~。

 面白いこと請け合い。



 つづく・・・




 

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