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zoom RSS 常念岳−蝶ヶ岳 春山縦走 その6 最終回 「蝶ヶ岳からの下山」

<<   作成日時 : 2010/05/06 13:07   >>

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 5/4、3日目。

 4:30起床。

 いそいそと外へ・・・・・


 ありゃ、穂高が雲の中に・・・・・・

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 東の空も一面薄い雲が・・・・・・

 日の出もおぼろに・・・・・・・・・


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 月もおぼろ・・・・・・

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 でも、だんだん雲が取れてきました。

 天候には問題なさそう。

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 下山の無事を祈って・・・ あるいは  期待していた朝焼けを見ることができなかった恨めしさで・・・・

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 朝食です。やはりショッパイです。

 シャリばてしないよう、2膳いただきました。

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 さて、下山ですが、いきなり降りるのはもったいないので、2677mの蝶ヶ岳山頂でしばし撮影タイム。


 6:30、穂高連峰。

 まだ雲が張り付いていますが、これはこれで高山らしくてまた良き哉。

 前穂の北尾根と涸沢カールとの間の立体感が分かるでしょうか。

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 近くのハイマツで、しきりに小鳥がさえずっていました。

 5、6羽ほど、茶色い小鳥。

 カメラを向けると一斉に飛び立っていきました。


 かろうじて一羽の飛び立つ姿がおさまりました。

 イワヒバリでしょうか。


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 6:50。 頂上で記念写真。


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 さあて、名残惜しいけれど出発です。6:52。

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 目の前にそびえる前穂がやたらでかく見えました。

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 さて、下山は長塀尾根のコース。”へい”ではなく”ながかべおね”です。

 下り始めると間もなくオオシラビソやシラビソの樹林帯に入ります。

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 オオシラビソの合間から見上げるように前穂が見えたり・・・

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 2002年に登った時の記憶よりも結構急な勾配の道が多く、閉口しました。

 勾配がやや緩やかになったところで、相方Kは早々とアイゼンをはずしました。

 私は雪道はアイゼンありで・・・


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 だいぶ降りてあと30分くらいで徳沢園というところで、雪がなくなり私もアイゼンをはずしました。

 大腿の筋肉も悲鳴を上げつつあり、急な勾配がつらい下りです。

 重たいアイゼンをはずしてすぐは、急に足元が軽くなって、バランスを崩しそうになったりしました。


 とにかくずんずん下ります。

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 9:50頃、ようやく徳沢園の小屋の赤い屋根が見えてきました。

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 蝶ヶ岳山頂から徳沢園まで概ね3時間。

 ほぼコースタイム。

 少し前までは、十分写真撮影などに時間をとってもコースタイムより少し早めだったのが、今回は、コースタイム通りでだんだん衰えてきたか?!

 足の筋力を鍛えんといかんと思いつつ、ついエスカレータ、エレベータに惹かれる私がいます




 徳沢園は綺麗な広い園地になっており、テントを張る人、食事をする人、本格的な登山の格好の人、上高地からハイキングに来た人が、爽やかな、でも暑い日差しの下で、穂高の景色を楽しんでしました。

 ここから見上げる明神岳、前穂高岳は大きいですね。

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 高校2年の修学旅行が上高地で、西穂独標まで登ったり、この徳沢園まで足を延ばしたりしたのですが、ここを通ると、いつもその時のことを思い出します。


 あとは比較的平坦な道を梓川沿いに行けばよし。

 でも、もう足がうまく動かず、しかも冬山用の山靴なんで、ぎこちない歩きになって、なんともはや、威勢悪し。


 でも梓川を吹き抜ける涼風と、透明な川の水、穂高や北アの山々を眺めながらの道は、いいもんです。


 前方を眺めれば右から明神岳の尾根、丸い六百山。

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 後方を振り返れば、右手に降りてきた長塀尾根、彼方に白く大天井(おてんしょ)岳が見えます。大天井の手前の黒い山はおそらく中山。

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 右手を見上げれば、真ん中のピークが明神岳、その右に前穂高岳。

 首が痛くなりそう。

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 徳沢園の標高まで降りてくると、春の植物が現れてきます。



 フッキソウ。

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 まだ蕾でした。

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 イワカガミ?。

 まだ葉っぱだけ。イワウチワかも? 花が見たかったなぁ。

 葉に鋸歯(ぎざぎざ)がない?小さい?コイワカガミかな?

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 フキノトウはいたるところに。

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 花を開いている株が多かったです。

 開き始め。

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 刷毛のような小さい毛がぽしょぽしょ生えてます。

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 花が開いたフキノトウ。

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 なかなか繊細な花の集まりでした。

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 ハシリドコロ。

 アルカロイドを含む有毒植物です。

 「和名は、食べると錯乱して走り回ること、また、根茎がトコロ(野老)に似ていることから付けられた。」by wikipedia

 まだ葉が出始めたところ。ちょっと湿った所ににょきにょき生えていました。

 花は咲いていませんでした。

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 そして、お目当てだったニリンソウ。

 梓川沿いに群生地があります。

 花はまだあまり咲いていませんでした。今年はここも春が遅いんですね。


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 可憐な白い花です。

 といっても白い花びらに見えるのは萼片。キンポウゲ科の特徴ですね。

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 白い萼片に薄紫の混じったものも。

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 赤紫の蕾も沢山。

 もう少し経てば、ニリンソウ真っ盛りになるでしょう。


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 さてコースに戻りましょう。


 明神に11時15分頃到着。

 徳沢を10時15分頃出たので、ちょうどコースタイムの1時間。

 ニリンソウの群生地でゆっくりしたにもかかわらず、コースタイム。まだまだ大丈夫?!

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 上高地には12時到着。

 観光客でごった返していました。

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 梓川沿いに仰ぎ見る穂高連峰。

 べたな景色ですが、好きな所です。

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 振り返ると、河童橋にあふれるばかりの人。

 観光バスも多かったな。

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 そのままバスターミナルへ。

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 バスターミナルの2階の食堂へ。

 ここで食事することが多いです。

 ちょうど昼時で混んで待たされると思いましたが、5分ほども待たずにすみました。

 前はずいぶん待たされたな。手際が良くなったみたい。

 注文した「イワナ上高地定食」もあまり待たずに出てきました。

 ショッパイのですが、なかなか美味しいイワナです。笹の葉にくるまれたのはおこわのチマキ。これもgood。

 生ビールで無事下山の祝杯をあげました。

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 山行記録はこれにて。



【おまけ】


 それにしても雪の多い春山でした。

 初めての春山山行が2002年のGWの蝶ヶ岳でしたんもですが、少々アングルは違いますが、その時の写真と比べてみました。


 まず穂高。

 穂高の上部の雪の量は大きくは違わないですが、この春の方が雪が綺麗なようです。

 手前は蝶ヶ岳の稜線。2002年は雪がありません。


 2002年

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 2010年(今回)

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 さて、常念岳方面の眺めを比べると、一目瞭然。

 標高の低い部分の雪の量がだいぶ違いますね。

 2002年は蝶ヶ岳の稜線はほとんど雪がない状態でした。


 2002年

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 2010年(今回)

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 今年は3月になっても遅くまでかなりの降雪があり、GWの前にも一降りしたようです。

 例年なら今頃の残雪は黄砂などで汚れていることが多いですが、今回はまっ白白でとても綺麗な残雪だったことも印象深いことの一つ。




 長い駄文にお付き合いくださった方、ありがとうございました!




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
常念から蝶までの記録、堪能させていただきました。私も初めての北アルプス(高校時代)は長壁尾根から蝶、常念、大天井、槍でした。素晴らしい展望のコースですよね。
雪の多い年だということが、比較写真でよくわかりました。
来年のGWはこちらに行こうかな。
trekker-k
URL
2010/05/06 21:24
ども!trekker-kさん。
天気に恵まれたGWで山はどこも素晴らしい景色だったようですね。
常念から蝶はほんとうに展望のよいコースです。昔、夏に常念から蝶に歩いた時は、常念からの下りの途中から雨となりました。ガスの中で訳も分からず蝶槍を登りました。蝶ヶ岳ヒュッテに着いてから陽が射し始め、雲が乱舞しながら消えていく姿を瞑想の丘で飽きずに眺めていたことがあります。思い出深い山です。
5/2,3,4とたっぷり歩きました。筋肉痛は無くなりますが、景色の記憶は無くなりませんね。
上高地の花がちょっと少なかったのが残念!
azm
2010/05/06 23:24

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