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zoom RSS 八ヶ岳美濃戸希少植物観察会2014   その1 準備

<<   作成日時 : 2014/06/07 17:04   >>

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 ひきつづき5月の記事です。

 5/23−25と八ヶ岳美濃戸におりました。

 数年前からお手伝いしている希少植物観察会の裏方として今年も参加しました。


 美濃戸には5月の末から6月半ばまでホテイランという希少な蘭が咲きます。

 かの牧野富太郎が「最も美しい野生の蘭」と称えた花です。

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※5/24の座学で使ったパワポの一部です。




※本ブログではあえて「ホテイラン」の名前を出しています。

 美濃戸のホテイランは登山道脇に直ぐあり、隠せるものではなく、むしろ多くの人に脆弱な生育環境にあること、保護をしないと環境を保てないこと、微妙な生育環境の中でこそ他で見ること出来ない物を見ることが出来ることを知ってもらうこと、が重要と考えているからです。



 さて、八ヶ岳の山小屋ではそれぞれ色々なテーマで”八ヶ岳森と自然の学校”という学習イベントを開いています。


 美濃戸にある美濃戸山荘では、ホテイランやその他の亜高山帯の花々を観察する希少植物観察会を森と自然の学校のひとつとして開催しています。


 この観察会の中心を担っていたのが、写真家・ジャーナリストのKAZさんでした。

 クライミングもこなし、かつ植物にも詳しいプロの写真家であるとともに、植物の生育環境の保護(盗掘、鹿食害、踏み荒らし・・)等に警鐘を鳴らすジャーナリストでもあり、いくつもの分かりやすいハンディな植物図鑑を作成していたKAZさんでした。


 KAZさんとは2007年の美濃戸のきのこ教室で出逢い、稀少植物観察会への参加を通じ、色々教えて貰いながら親しくして戴き、2011年からは観察会の前の保護+観察調査の手伝いをして来ました。


 これまでの観察会と保護活動への参加の記録.....

 2008年のブログ記事 (観察会への参加)
http://azm.at.webry.info/200806/article_4.html

 2009年のブログ記事 (観察会への参加)
http://azm.at.webry.info/200906/article_4.html

 2010年のブログ記事 (観察会への参加)
http://azm.at.webry.info/201005/article_16.html

 2011年のブログ記事 (保護活動への参加)
http://azm.at.webry.info/201105/article_20.html

 2012年のブログ記事 (保護活動への参加)
http://azm.at.webry.info/201206/article_2.html

 昨年2013年のブログ記事 (保護活動への参加)
http://azm.at.webry.info/201306/article_2.html



 KAZさんは不慮の事故で昨年の夏に亡くなりました。



 KAZさんとともに観察会の中心である美濃戸山荘(天望荘G)のFjm社長とともに、KAZさんの美濃戸での活動を手伝ってきた、京大の若手の蘭の研究者Stgさん、茅野で希少な蝶の保護活動をしておられるFkdさん、Kbyさん、同じく保護活動を手伝ってきたYnzさん、そして小生、相方Kが、希少植物観察会の運営のお手伝いをしてきました。


 昨年秋にも八ヶ岳山荘に集まって今後の話をして、KAZさんの意志を引き継ぎ活動していくことを確認したのでした。

http://azm.at.webry.info/201311/article_4.html


 さてさて、前置きが長くなりました。

 観察会の前の日の様子から・・・・・





 例年は観察会は6月に入ってホテイランが開花した時期に行い、保護活動はその1週間前くらいに行っていたが、今年(2014)は5/24,25(土日)に希少植物観察会を保護活動と兼ねて行うこととなった。


 直前までどのような形で行うか、なかなか定まらず気を揉んだ。
 

 保護活動は、登山道脇のグリーンロープ張り、ホテイラン株の個体数調査、鹿防護柵内のコドラート調査など、それなりに手間が掛かる。

 観察会の参加者は、例年高山植物等に詳しい方が多く参加するが、調査や保護活動主体で納得して戴けるか?

 人数は? 参加者が多すぎると目が行き届かなくなり、ややもすれば思わぬ踏み荒らしにも繋がりかねない・・・・



 色々心配もあり、また下見もしておく必要を感じたので、5/23の金曜に代休をもらって美濃戸に参じた。




 11時頃に美濃戸口に到着。

 カラマツの新緑が美しい。

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 Fjmさんは下(町の方)で用事があり2時過ぎまで戻らぬと言う。

 美濃戸の方まで歩いて行ってみることにした。

 美濃戸まではゆっくり歩いて1時間くらいだ。

 これまでも希少植物観察会でも美濃戸まで林道を歩きながら花の観察をしていたのだ。


 しかし、まだ5月下旬でこの初春は遅くまで雪が残り、気温も低かったので花の数が少ない。

 それでもいくつかの花を愛でながら足を運ぶ。

 とにかく新緑が素晴らしい。

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 ああ、ヤマブドウの芽じゃないか。

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 これ、天ぷらにすると、ちょっぴり酸味があって美味いんだよな。

 フクイチ以降、本州じゃ山菜の天ぷら喰っていないな〜



 そうこうしているうちに阿弥陀岳が目の前に見えてきた。

 美濃戸が近い。

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 北沢を渡って、少し急な坂を上がれば赤い三角お屋根の美濃戸山荘がある。

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 少しくらい遅くなっても、ここまできたからついでにホテイランの様子も見てこよう。



 南沢を渡る。

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 美濃戸南沢は登山道脇にホテイランの自生地がある。

 隠すに隠せない場所。

 登山道は踏み固められているが、登山道から少し離れると、腐葉土のフワフワした林床で、こうした脆弱な場所にホテイランが生育している。


 何も知らないと写真に夢中になり、つい踏み荒らしをしてしまうのだ。

 花が咲いていなくても、これから花を咲かせようと小さいしわくちゃな葉に光を集めている個体も多い。踏まれては叶わない。


 そこで、登山道脇に踏み込み抑止のグリンロープを張っている。

 保護活動の一つはこのロープのメンテなんだな。

 このメンテは葉が咲く前にやっておかないといけないんだよね。

 緩んでいたりすると、ロープを超える輩が出てきちゃう。

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 今年は倒木が多い。

 木が倒れてロープに被さっているところがあった。

 こいつぁ、ノコギリ無いとダメだな。

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 とりあえず相方Kとロープが緩んだところを結び直したりしてメンテする。

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 さて、ホテイランの様子はどうかな・・・・


 まだ花が付いている様子がないな。


 ああ、花芽が伸びてきているのがあった。


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 まだまだ、このくらいが精一杯かな。

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 さて、もう良い時間だ。

 また歩いて美濃戸口に戻ろう。




 明日、はどうなるかな・・・・






 続く・・・・




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