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zoom RSS 2016年8月 劔岳八ツ峰Cフェース敗退の巻 その4 剱岳本峰そして鎮魂の長次郎ノ頭

<<   作成日時 : 2016/10/02 13:45   >>

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 ・・・承前。

 朝1時、起床。

 食堂で、昨日のうちにもらっておいた弁当で早朝食。

 食堂にサービスで置いてあるオニオンスープを戴く。

 雪渓の状態が悪いので、本峰から長次郎谷に降りることになった。

 なんと! 剱岳本峰がアプローチとは。

 2時前。玄関。

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 ロープをひと束預かる。ちと重いな。

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 2:00am、出発だ。

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 満天に星空の中、一般ルートを登攀。
 
 30分後に一服剱。既に息上がる。

 なんかしんどい。

 この日のルートと、各ポイントでの時刻。
 赤丸は30分毎の印。

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 ルートをカシミール3Dのカシバードで見てみよう。

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 3:30、前剣でハーネス装着。

 ロープもOmtさんに渡す。ここからはショートロープなのだ。

 少しは軽くなってほっとするが、相変わらず息が上がりしんどい。

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 暗い中、数々の鎖場を登る。

 辺りが明るくなってくる。

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 先行者が登っている。どこを登っているんだろう?

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 大分明るくなってきた。

 鎖場。

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 5:00、カニノタテバイ付近の眺め。
 
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5:20、日の出直後に剱岳山頂到着。

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 山頂のお社。

 結局また来てしまったか?!

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 それはそれで嬉しい。

 この景色は何度でも見たいものだ。

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 相方Kは、小屋であまり食べていなかった朝食をここでも補給。

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元気なSknさん!

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 山頂の様子をパノラマで。

 クリックしてみてね。

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 しばし山頂にて休憩。

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 さて、小生。この時点で、かなり疲労困憊。

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 なんかいつもと違う感じ。

 左腕が重いというかなんというか。

 力が出ないで、そのせいで身体全体がひどく疲れている感じ。


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 まだ歩けるが、Cフェースはどうだろうか・・・

 またしばらく進んでCフェースの取り付きまで行って考えましょうということに。

 ここからバリエーションルートを降りて、Cフェース登って降りて、長次郎谷を降りて、剱沢を登り返す・・・

 体力的に心配になってきた。

 とりあえず、ここにずっとは居られない。

 進まなきゃ。


 さあ出発だ。

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 西側には影劔。

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 北方稜線を暫く辿り長次郎谷左股に降りる。

 バリエーションルートだ。

 八ツ峰がゴツゴツしている。

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 ザレた斜面。

 落石を起こさないように慎重に降りる。

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 傾斜のきつい壁をクライムダウン。

 待機中の相方K。

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 クライムダウンするOmtガイド。

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 6:40頃、長次郎谷(ちょうじろうたん)の左俣、源頭部に降りる。

 目の前に見上げるような長次郎ノ頭。

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 ここで、しばらく休止。

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 長次郎ノ頭。

 一度は訪れたい場所だった。


 懇意にしていただいていた写真家の新井さんが2013年の7月に亡くなったのがこの付近なのだ。

 写真家・ジャーナリストとして高山植物の保全に心を尽くし、美濃戸や三ツ峠の活動にも情熱を傾けていたKAZさん。これらの活動に導いてくれたのもKAZさんだった。

■NHKのネットニュースの記事
トップページ社会ニュース一覧富山・剱岳で落石 カメラマン死亡
富山・剱岳で落石 カメラマン死亡
2013年7月21日 11時26分

20日夜、富山県の北アルプス・剱岳で、東京の山岳カメラマンが落石の直撃を受けて5メートル下に転落し、21日朝早く、死亡が確認されました。

20日午後8時半すぎ、剱岳の北側にある標高2930メートルの「長次郎の頭」付近で、東京・町田市の山岳カメラマン、新井和也さん(42)が落石の直撃を受けて5メートル下に転落しました。
一緒にいた男性が警察に救助を求め、21日朝早く、現場に到着した山岳警備隊が新井さんの死亡を確認しました。
警察によりますと、新井さんは縦2メートル、横1メートルほどの岩の下で倒れていたということで、警察はこの岩が新井さんを直撃したものとみています。
新井さんは19日、仲間2人と共に室堂の登山口から入山して剱岳やその周辺の雪渓を登り、20日夜は現場周辺で一夜を過ごして、21日下山する予定でした。



 3年。 早いものだ。

 長次郎ノ頭に向かって、小生、相方K、KAZさんをよく知っているKjyさんと合掌し、黙祷を捧げた。


 長次郎ノ頭に向かってチシマギキョウが花を咲かせていた。

 はにかみ屋のKAZさんの面影が浮かんでいるようだった。

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 つづく・・・・・





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